これいる?日本人特有の「もったいない病」
いつか着ると買った服、痩せたら着ると買った服、あの時のデートの為に買った服・・・
いつの間にかクローゼットがパンパンになって入らない服が床にあふれてきた。
私も経験があることばかりで耳が痛いですが、定期的にタンスの中、クローゼットの中を見直したほうが絶対に良いです。
2年くらい着てない服は、まず間違いなく今後も着ません(礼服やドレスは例外)。
もったいないと物を大事にする精神は日本人の美徳ですが、いらない物をため込むことではありません。
大事なのは、自分にとって必要か、不要か判断することです。
でも、「捨てるのはもったいない」その心はとっても良く分かります。
そういう時は全部売ってしまいましょう。
下記の記事では、古着買取店をランキング形式で紹介されています。
ただ服を捨てるより、お金もかかりませんし、参考になさってみてください。
いる、いらないを見分けるたった一つのヒント
ファストファッションから”卒業”する
週末にユニクロやGUなどのファストファッションに買い物に行ったりしていませんか?
または、シーズン毎に服を毎回新しくしていたりしませんか?
確かに、ユニクロ、GUを代表とするファッションブランドは、私も良くきますし、いい物がそろっています。
ファストファッションがダメではありません。
安物で済ませようと、横着してしまうことがダメなことです。
もちろん誰だって服を買うときには、よく似合う服が欲しいと思っている。しかし実際に、わたしたちはどれだけちゃんと考えて服を選んでいるだろうか?
引用元:フランス人は10着しか服を持たない
フランス人は10着しか服をもたない という、ミニマリズムの先駆けともいえる書籍の言葉です。
本文中では、似合うか、似合わないかよく考えて服を購入しなさいということに言及する章ですが、
なぜ今これが欲しいのか、今持っている物で間に合わないか。
より長く使える物を買い、必要か不要かを自分の中に問いただすことでもある、と私は解釈しています。
ヒートテックやワイシャツなど、ユニクロGUを始めとするブランドには、私もとても助けられており、そういった一年中役に立つ物もあれば、帽子やマフラーなど、買ったはいいものの、結局あんまり使わなかったものなど、いろいろ経験があります。
これはユニクロで買う!と決めて、必要以上に服を買わないようにし、ファストファッションから卒業しましょう。
いい物を買って長く使う
それなりにお値段のするいい物は、長く使えますし、見栄えも良いです。
また、修理してくれる業者などもたくさんいます。
服に限らず、なんにでも当てはまることです。
特に靴。
スニーカーやスリッポンは楽ですが、毎日履くなら、修理して長く履ける革靴が良いです。
いきなり、10万や20万の革靴を買え! というわけではありません。
自分が長く、大切に使っていきたい、お気に入りをずっと使い続けてくださいということです。
休みの日や、買い物に行くスニーカーは残しておいて構いません。
でも、頻繁に買い替えているようなら、それはあなたに合っていないのではないでしょうか。
シチュエーションに分ける
大体の方は、仕事・プライベートで、服を分けていますよね。
仕事で着る服はスーツ・ワイシャツ・革靴とある程度決まっているのではないでしょうか。
よく聞くと思いますが、社会人のスーツは2着必要と言われています。
また、下記の記事によると、世のビジネスマンのスーツを持っている本数は大体が3~6着です。
でも、プライベートで着る服は決まっていますか?
プライベートで着る服って、簡単に10着を超えませんか?
仕事着より私服の方が量が多くなるのはしょうがないことかもしれませんが、よく考えてみてください。
毎日着ない服の方が量が多いっておかしくありませんか?
友達と会う時、デートする時、買い物に行く時と、自分の普段の行動をシチュエーションに分けてみましょう。
持っている服、今後買う服を、シチュエーション別に分けた時、おそらく大半は不要な物になるはずです。
ベストは、すべてのシチュエーションで着れる服を着まわすこと。
どこにでも着ていける服だけを選択すると、自然と自分に似合う特別な服が残るはずです。
クローゼットを貯金箱に、服を財産にしよう!
クローゼットは、着ない服をしまっておく場所ではありません。
自分の大切で、お気に入りの服を取っておくところです。
私は、お金を出して服を買うのですから、服=お金と言っても差し支えないと思っています。
そう考えると、お金を入れておく場所なのですから、クローゼット=貯金箱です。
どうでしょうか、だんだん、適当な服は買えないな・・・と思ってきていませんか?
最近断捨離を行った時、毎日着る服をしまうクローゼットって、大切なところなのに、結構ないがしろにしているな、と感じてこの記事を書きました。
物や、それをしまっておく場所の考え方を変えると、毎日にもっとハリがでるかもしれませんね。
どうしても捨てられない!という時には?
どうしても物が捨てられないというときには、「トランクルームをレンタルする。」という手もあります。
シーズン物などは、レンタルスペースを利用することで、お家の収納スペースを広げられますね。
賢く利用していきましょう!